Aruba IAP のファームウェアをアップグレード(アップデート/更新)し、最新化する手順について。
Conservative ReleaseとStandard Releaseについて
ファームウェアのリリースラインとしてConservative Release(保守的リリース)とStandard Release(標準リリース)があるようだ。
設定によるラインの切替は無いようで、適用するファームウェアによって自動的に切替るようだ。
出荷状態を最新化
まずは、出荷された状態を最新化する。
基本的にはネットワーク(インターネット)からのアップグレードを行うが、出荷時のバージョンが古すぎると最新ファームウェアのチェックが行えない。
フォーラムに記載のある通り、次の手順を実施する。
- ログイン後画面の右上[メンテナンス]をクリックし、表示されたウィンドウの[ファームウェア]タブをクリックする。
- イメージURLにチェックを入れ、URL欄に「http://images.arubanetworks.com/fwfiles/ArubaInstant_Taurus_6.4.2.6-4.1.1.8_50989」を入力する。
- [今すぐアップグレード]をクリックする。
- 自動的に再起動される
次に、保守ラインの最新版を適用する。
- ログイン後画面の右上[メンテナンス]をクリックし、表示されたウィンドウの[ファームウェア]タブをクリックする。
- [新しいバージョンの確認]をクリックする。
- [今すぐアップグレード]をクリックする。
- 自動的に再起動される
Standard Releaseを適用する
「Lifetime Warranty Software」にアクセスし、Standard Releaseの最新版をダウンロードする。
この時、ダウンロードするファームウェアが複数あるが、実機のファームウェア更新画面にある「新しいバージョン用のイメージファイル(Taurus)」の"Taurus"を確認し、同じTaurusシリーズのファームウェアをダウンロードする。